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インピーダンスボンド

インピーダンスボンド

レールの脇にある黒い四角いものを見たことがありますか?

これはインピーダンスボンドと呼ばれるもので、
電車の線路で、信号機の近くに必ず存在します。
これがなければ、安全、快適な電車の運行ができません。

電車を安全に運転させるために、信号システムがあります。
電車の位置を正確に知るため、一定の区間(閉塞)ごとに、
レールは区切られています。
レールに電気信号を流し、車輪、車軸を通して2本のレールが
短絡(ショート)することで、この区間に電車が存在するということが
わかる仕組みになっています。
これを軌道回路といいます。

写真のレールも区切られています。
レールの間はゴムで絶縁されています。

また、走行するための電力は架線からパンタグラフを通じて取り入れ、
レールを通じて帰していきます。
しかし、信号システムのために、レールは区切られてしまっています。

信号システムのために区切られてしまったレールを、
動力の帰線路としてつなぐために、インピーダンスボンドが必要なわけです。

このインピーダンスボンドは、直流は通すが交流は通さない、 またはその逆の機能があります。

ですので、直流電化区間は、交流の信号電流、
交流電化区間は、直流の信号電流を使用しています。

非電化区間は、動力の電力がなく電力を帰す必要がないため、
単にレールを分割するだけで、軌道回路を作ることができます。


テーマ : 鉄道 - ジャンル : 趣味・実用